【40代の転職】正社員一筋だった私が「派遣」を真剣に検討した理由と葛藤

  • 40代の転職。体力的に働き方を見直したいけれど、正社員を捨てるのは怖い…
  • デザインやクリエイティブの仕事、ずっとこの働き方で続けられるのかな?

これは私が数ヶ月前までずーっとグルグルと考え続けていたことです。

特に女性はライフステージや年齢の変化をきっかけに、これまでの働き方を見直す方が多いのではないでしょうか。

私も長年、グラフィックデザイナー関連の業務に正社員として携わってきました。

結婚を機に離職し、学び直しを経て転職活動をする中で、「派遣」という働き方を真剣に検討した時期があります。

結果として、倍率100倍という現実や地方求人の壁にぶつかり、最終的には「居住地にある事業会社のWeb広報(正社員)」にご縁があり、働いています。

この記事では、正社員一筋だった私がなぜ派遣を真剣に検討し、どんな壁にぶつかり、納得のいくキャリアを選んだのか。その葛藤と体験談をまとめてみました。

40代・結婚…がむしゃらに働けた「過去の自分」とのギャップ

独身時代の私は、グラフィックデザイナーとして深夜残業や休日出勤が当たり前でした。デザインの仕事が好きだったし、当時は「無茶な働き方=経験値」だと思えていたくらいです。

しかし、結婚して家庭を持つと、ライフスタイルは一変。

  • 自分の時間=自分だけのものではなくなった
  • 年齢的に、体力任せの働き方は続かないと実感した
  • 家族との時間や健康を優先したくなった

「今の働き方を、5年後、10年後も続けられるだろうか?」という考えが生まれ始めました。

というより、こんな働き方はもう出来ないな…と感じていたのが正直なところです。

アウトプット担当の宿命。デザイン職✖️長時間労働の葛藤

最後のアウトプットを担うセクションゆえに、どうしても全体の進行・偉い人の鶴の一声で、いきなりデスマーチが始まるなど、全体のひずみの帳尻合わせを求められる場面が多々あります。

急な短納期対応や夕方からの大幅な修正指示など、構造的に長時間労働が常態化しやすい環境にありました。

しかも前職はスタートアップでゴリゴリのベンチャー。常に激流の中、職種を超えたマルチタスクを求められる環境で、120%を出し続けないと立ち行かない状況。。ただただ疲れすぎていたのかもしれません。

「デザインそのものは好き。でも、プライベートや睡眠時間を削り、パートナーに心配をかけてまでやるべきことなんだろうか???」

そう考えた私が転職活動をする時に、プライベートと両立できる柔軟な働き方として目をつけたのが「派遣」という選択肢でした。

「派遣×フルリモート」という理想を追いかけて登録してみた

「定時で帰れて、自分のペースを保てるなら派遣もアリなのでは?」と思い立った私は、大手派遣会社2社+クリエイティブ特化型1社の計3社に登録しました。

特に惹かれたのが、派遣求人で多かった「フルリモート」の案件です。

  • 履歴書不要で、登録後にポチポチ応募できる手軽さ
  • 基本は完全在宅、慣れたらリモートなどの柔軟な選択肢

リモート求人は都内の企業ばかりでしたが、「頑張れば月1〜2回の出社なら通えるかも…?」と考え、事務や資料作成などのフルリモート求人に片っ端からエントリーし始めました。

現実は厳しい。倍率100倍超の壁と地方の求人事情

しかし、現実は甘くありませんでした。応募しても応募しても、派遣会社内での選考すら通らないのです。

登録時の派遣会社との面談でその理由はあらかじめ聞いていたものの、ここまでとは思わずびっくりしたのを覚えています。↓

派遣会社のおねいさん
派遣会社のおねいさん

フルリモート求人は全国から応募が殺到するため非常に人気が高く、倍率が100倍を超えることも珍しくありません。

全国の優秀なライバルがひしめく中で、40代・事務経験なし・資格なしの私が勝てるはずもありませんでした。

視野を広げて居住地でも派遣求人を探し、紹介されたこともあります。

が、制作やマーケティングといった希望職種はゼロ。ライスワークと割り切りが必要な状態でした。地方におけるクリエイティブ求人の少なさを思い知らされた瞬間です。

「長期派遣+気長に正社員就活」を選ばなかった3つの理由

派遣なら就労時間がきっちり決まっているため、日々の生活リズムは整います。なので「まずは長期派遣で働き、生活を安定させながら気長にフルリモート正社員を狙う」という道も頭をよぎりました。

でも結局、私はその道を選びませんでした。理由は3つあります。

① 就職活動に疲弊していたこと

他の記事でも書いたとおり、私はあまり応募件数は多くありませんでした。

それでも、就活は私のメンタルを想像以上に削ってきました。仮に派遣で3年満了まで働いた後、「またあの転職活動や面談をやるのか…」と思うと気が遠くなりました。

② 長期休暇時の収入減少

派遣は時給制です。出費が増える長期休暇の月ほど、反比例して給与が減ってしまう仕組み。

なので、旅行が趣味の夫と過ごすと満足に貯金もできなくなりそうだし、そもそも日々の暮らしもあまりゆとりが無さそうだと感じていました。

③ フルタイムだけど賞与は無い

そして同じフルタイムでしっかり責任を持って働くなら、やはりボーナスを頂ける環境で働きたいという本音が残りました。

なぜ「事業会社のWeb広報(正社員)」を選んだのか?

派遣という選択肢を真剣に検討し、現実の壁にぶつかったことで、私が希望する働き方の解像度が上がってきました。

私にとって重要なのは、これまでのキャリアを活かしながら、家庭と両立した働き方ができること!

いま働いている会社の面接で社長と面接をした際は、お決まりの面接形式ではなく、対話のようなスタイルでした。そんな空気感だからこそ色々話を聞くことができ、「私のこれまでの経験を活かしながら、希望する働き方もできそう」と感じ、入社を決めました。

もともと第一希望は「インハウスのweb担当」だったので、内定をもらえた時は震えました。そしていい労働条件を提示してもらうことができ(前職が悪すぎた笑)、残業も無いので、「派遣社員で働く私」でイメージしていた毎日定時退勤を継続中です。

まとめ:迷って動いたからこそ「納得のいくキャリア」が見えてくる

結局最後の最後まで絞り込めず、正社員・派遣社員どちらにも並行して応募していました。その性質上、どうしても派遣社員の方が話が進むペースが早いです。

特に年度末は「来週から働けますか?」と聞かれ、(ひとまず就業して、もう就活おわらせちゃおうかな…???)と、気持ちが揺れる場面が何度もありました。

私は職業訓練校で担当してくださったキャリアコンサルタントの方に、めっちゃくちゃ相談していました。快く丁寧に応じていただけて本当にありがたかったです!(私は利用しなかったけど、ハロワでも事前予約制でキャリコンさんに相談できるようでした)

相談する中で自分の本音が見えてきたり、言語化できるようになってくるので、最後は心の声に従い今に至ります。自分で考えるのが限界になったら、第三者を頼るのもひとつの手!

それぞれの雇用形態ならではの良さがあるので、自分に合う働き方とは?を見極める必要があるなと感じます。

▼関連記事

【応募7件で内定】未経験でもdoda社内選考を100%通過した方法
今回は、私のエージェント活用の部分を深掘りして紹介してみたいと思います。結論から言うと、私が今回の就活で一番使ったのはエージェントで、利用した転職エージェントは「doda」1社のみでした。一般的には「年齢の数と同じくらい応募すべき」などと言…

コメント

タイトルとURLをコピーしました